「私は一晩寝かしたカレーが嫌いです。」
反論は一切受け付けませんw B級グルメとの位置付けにしても嫌いな部類に入ります。「それ、カレーがそもそも嫌いなんでしょ?」と言われますが違います。
インドの山奥で修行したわけでもフランスいや日本で修行したわけでもありませんが、私の長年の料理の経験と舌が否定するのです。
プロっぽく語るとですね、「スパイスが飛ぶんだょ!」
正直「寝かしたカレーがうまい」という意見を理解できないわけではないのです。アレでしょ?コクがどうだトロミがどうだ言うんですよね?溶けだした野菜の旨味がなんちゃらですよね? いいですか? コクやトロミというのは完成した段階でついてないといけないのですよ!旨味は逃がしちゃいかんのです!
「ジャガイモも入れません。」これも沢山の反論が来そうですが却下w
溶けだすじゃん!ダメよダメダメ!こいつはスパイスをボカしてしまう悪玉です。なんなら折角の牛肉の旨味まで盗む悪い奴です。
熱くなりましたが、料理ブログではないので作り方はまたいつか(そうなのか?)
で…ロッドの話でしたね
最近の竿ってば素材から製法から発達してついていけませんね…ジャンルでもかなり細分化されています。ここではライトゲームの中に位置するアジングロッド中心に物申したく思います。
まともにメーカーの説明信じたら聞いていると5本は買わなきゃいけなくなりそう。
メーカーさんに告ぐ
高弾性カーボン
感度感度感度とアジング界ではこの言葉が驚くほど出てまいります。確かにゴムホースのようなロッドで釣りをするのは難がありますが、そんなに感度は重要なのでしょうか?とは言え私もそのようなロッドを何本も使ってきました。「ハイプレッシャーで低活性のアジと戦う」的な胡散臭いコピーがそのまままかり通るホームグラウンドでもあったためです。これは数時間で一匹の豆アジを釣る事を課題としたマニアックな趣味であって本来のアジングとはかけ離れていますよね…1時間で10匹以上釣れるような状態ではロッド感度はさほど重要でない。
高弾性カーボンを用いて軽量化のため薄く作られたスカスカロッド… 20cmのアジを抜き上げるのを推奨しないなんて、もうそれ釣り竿って言えますかね?
小口径ガイド リング
また感度ですね…もともとアジングは細糸を使う釣りですのでガイド径が小さい事がノット干渉に影響があるとはおもいませんが、こんなに小さくする必要あるんですかね?ロックフィッシュもやるので「何でもかんでも小口径にするの何とかなりませんか?」
トルザイトリングも流行りですね。要りませんよあんなもの。要らない情報ばかり拾って釣りに集中できませんし、値段が上がるだけで購入の足かせです。
マイクロガイドなんか「小さすぎて見えない!」(CM風にお願いします)
※お断りしておきますが、個人の趣味ですのでどんなものが好みかは様々でそれを否定しているわけではありません。
メーカーが売るために仕掛け、釣り人がそれに釣られそれを必要として購入することにより売り上げが伸び業界も発展し、細かいジャンルの釣りの道具を選べる、選択肢が増えることはとてもありがたい事であります。
しかし敢えて言わせていただくと
本質がどこかへ彷徨っていってしまってるかのように感じます。今のアジングロッドは一晩寝かせたカレーなんですよ。おかしな表現ですが、一部の大勢に対しての開発。大衆がそう感じたからなのか、メーカーが思い込ませたのか?
本来あるべき姿が隠れてしまっているような…昔からロッドは腕の延長といわれていますよね、繊細さも必要ですが力強さも同等に必要です。
私はガンマニアではないですが、使用しないでもスペックや質感にうっとりする気持ちは解らないわけではありません。ですが使わない(使えない)道具に興味がない人も大勢いると思います。
寝かしてだしたコク(軽量化でごまかしたような)でない、
出来立てのカレーのような一昔前の完成されたロッドをまた作って欲しい。
所有しているだけでは物足りないのです。
あ、カレーは時間を置くと菌が繁殖しやすいのでご注意をw!(意味深)
釣りを楽しみましょう!ではまた…😊