pencil59’s blog

釣り ときどき フィッシング

アジングのリールを考える【ピシファン VIPER X】

毎日惰性で通う刺激のない釣りを繰り返していると、熱が冷めてくるんです。

定期的にネタを入れないと堤防で釣り糸を垂れてるだけの背中の寂しい老いた釣り師になりそうで怖い悟空です…どうもこんにちは🙄

 

てなわけで、今回購入しました中華メーカーのピシファンのリール…

【VIPER X】500インプレアジングのリールについて思う事をダラダラと、あくまでも個人の感想で語ろうかと思います。

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まず箱から取り出した時の感想は

「質感スゲー」でした。

私が購入した時は¥3660だったので「どうせプラスチック感満載だろ」位の気持ちが大きく裏切られます。デザインは残念な所もありますが国内大手メーカーのエントリーモデルよりは断然好みであります。

 

 

「巻きは軽い」ですが、「ヌメヌメ感はない」です。

※そこまで期待しちゃいけませんw

 

クルクル回してみますとなんとなく1回転に一度気にならない程の違和感があったのですが、これはハンドルノブのクリアランスのようで調整しても中々うまくいかず手持ちのノブに交換してノープロブレム。ちなみにノブにはベアリングが2つ入ってまして、耐久性は解りませんが回転性能は優秀です。

 

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「スプール受けもマトモ」

てか、国内大手エントリーモデルを超えてる…

ラインローラーにも無駄にベアリングが2つ入ってました。(総数10+1個)

 

その上画像では見えにくいですが、なんちゃってワンピースベールになっているのでラインが掛かることもなく基本の扱いさえしていれば、今のところ「ライントラブルは皆無」です。

 

巻取りは51㎝/1回転で少々ダルイ

ドラグは調整幅が大きいので戸惑いますが、特に出っ放しになるとかひっかりがあるなどの問題もなく必要十分。

 

重量はなんと154g

バランスも大事ではありますけど、アジングにおいて「軽さは正義です」

 

糸巻き量はナイロン4℔80m

最初色々信用しておらず、バックラも怖かったので太めのラインを浅めに巻きました。画像はエステル0.4号を150m巻いていますが、信頼できそうなので少し下巻きして0.3号100m位巻こうかと思います。

 

 

 

【総評】

全体的に悪い所が見当たりません。

耐久性はこれからだとしても、ワゴンリールのチープ感もなくしっかりした作りな気がします。

 

剛性?んなもの青物に使う訳じゃないので気にしません。

外道の40㎝程のセイゴではなんの問題も無かったのでライトゲーム全般いけそうです。

 

良くリール感度がどうこうと言われますね…

細かい事は置いといて

軽さがカバーしています

いや、ホントにしっかりしているので感度も良い気がします。

 

どれくらい感動しているか分かりにくい方に説明しますと

「私がもしプロトーナメンターであっても使っていけます」キッパリ

 

 

 

ここからが本題です😎

 

 

 

 

「MADE IN JAPAN」はいずこ

私の幼い頃は日本製といえば他国の追随を許さない神の領域をも脅かす存在でありました。(決して大げさではない)

きっと当時の日本国民の大多数はそのプライドを持っていたはず。

 

少し話が大きくなったので狭くいきますw

 

 

 

「国内大手リールメーカーの製品に思う事」

 

今でも神話は残っているのかもしれません。

ただ「MADE IN JAPAN」とはいってもどこまでそうなんでしょうか?ホントのところは解りません。最終工程が日本国内であれば「日本製」てモノを含めれば神話はとうに崩れています。

 

リール性能の進化はここ10年、大体において止まっている様に感じます。

 

新製品が短いサイクルで出され、思考がメーカーに操られている感が拭えない。

 

確かに今のエントリーモデルは15年前ならハイエンドです。「日本メーカーってやっぱり凄いじゃん」

です。そうすごいんです。

 

ただ冒頭で紹介したこのリール…

スプール形状はシマノ、ローターやラインローラー、ボディーはダイワの

「〇クり」です。

 

全てを測った訳ではありませんが、ネジ山のサイズがごにょごにょ

そりゃ海外に生産ライン持ってりゃ流失しますよね…

 

 

話は飛びますが

個人的に考える国内流通リールの価格と性能をグラフにしますと

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あくまでも個人的なイメージで分岐がどのあたりかも伏せます(笑)

大雑把な位置に記されてはいますが、今回のリールは黄色のPです。

国産大手のエントリーモデル(実売6~8千円)と遜色ないとすれば、この黄色の線はやがてどう伸びていくのか恐ろしい。

 

 

問題はですね、リールの基準をミドルからハイエンドにおいているから差別化を図るために低価格リールの性能を下げているとおもわれる所なんです。

頭打ちしてるんですよ、きっと。知らんけど。

 

怠慢なことしてるといずれあの国に食われます。

 

エントリーでもデザイン良く作れるはずです。

ボディーやローター素材での価格差はわかりますが、小型番手の耐久面を下げてでも独自のノウハウを下位機種に入れれるはずなんです。

 

そこ頑張ってくれないかな~

 

 

 

何度も言いますが、アジングのリールに剛性なんか必要ないんです。

50㎝のアジ釣れてもし壊れるようなら勲章ですよ

 

勿論巻きの釣りでコツコツされると気になってしまいますが、シーバスやメバル狙う訳でなけりゃアジングで巻かないと釣れない事なんか100釣行に数回、1釣行の部分的なところであってですね、魚とのやり取りで気になるほどならそもそもそのリール壊れてます。

 

あくまでもアジングに高性能なリールが必要か?と問われれば「要らない」と答えるだけで、所有感や性能を否定するものではないですし、私もミドルクラスのリールを使ってます。

 

もしこれから始めようとする方でしたら国内のエントリークラスで十分です。

なんならピシファンもはずれないと思います。🙄ただ個体差がどれだけあるかわからないので何とも言えませんが、私のは合格レベルでした。

 

※時々初心者ほど高級リールを使うべきだという意見もあります。

間違いとは思いませんが、最低条件さえクリアしていればライントラブルはあくまで本人の力量が生み出すことが多いのでリールの性能が助けてくれるのは微々たるもの。あまり過信してもどうかと。

 

 

ビアスエアリティーが欲しいけど宝くじでも当たらない限り買えないでしょうね~

ただこのリールが十何台買えるかと思ったら考えるだけで…🙄

 

 

最後までお付き合いありがとうございました。

 

ではまた!😊