月夜の晩に気をつけろ?
釣りをしない方でも「大潮」はご存じでしょう。
釣り人によっては心躍るワードであったりもします。
釣りのジャンルによっては違いはあるでしょうが、釣りの入門者は「大潮」は釣れるものだと錯覚しがちです。これがどうゆうものから影響を受けているのかなんとなく考えてみました。
※いつもの如く、私のおかっぱりにおける何の科学的根拠もない個人的見解ですw
釣りにおいて「釣る人」は技術云々ではなく、経験から状況を把握する能力にたけています。
また、良く釣り場で話しかけてくる通りがかりのおっちゃんの様に「釣れない人」の中には情報と知識は豊富であっても、初心者の頃から何も情報の整理せずに凝り固まった考えを持ち続けている方もいます。
この両者の言う「大潮は釣れる」はニュアンスが違うんですよね…
「釣る人」に聞くと大抵「大潮の釣れるタイミングは短い」と言います。
このタイミングとは、潮が止まる前後を指しているのですが、それなら他の潮でも同じでは?と思われるでしょう。
元々大潮は魚の餌となる甲殻類や多毛類が産卵などで岸近くに集まりやすく、これを捕食しにきた魚の絶対数が増える事で「釣れる」とされるものだと思います。
では何故?
ここで勝手で適当な私の解釈です。🙄
①岸近くまで来てわざわざ潮の流れが速い時に飯を食う体力を使いたくないのでは?
潮が緩むタイミングで活性が上がる=時合が短い
あまり遊泳能力の高くない魚においては、長潮などがダラダラと釣れる印象がありますし、回遊系の魚は潮が大きい方が良いイメージ。
②種の保存の法則でわざわざ自分の餌が増えるタイミングでの捕食を控えているのでは?
飯は食いたいが任侠物語=時合が短い
賢い人間様でも出来ない「おあずけ」が魚に出来るかはわかりませんが。
①の理由かどうかはおいておいてなんらかの原因で活性が上がらないのだとしても、いきものである限り食べないと生きていけないわけですから、どこかしらのタイミングでは捕食するわけですね。
よって釣れないのではなく釣れるのですが、時間は短い。ただし、経験上大型の可能性もあり釣りとして総合すれば通常と変わらない気がします。
大潮の時期でも太陽と月の位置によって「新月」と「満月」があります。
良く月夜は釣れないとぼやきを耳にすることがありますが、どうなんですかね?
陸の灯が届かない海上で集魚灯を使う漁の場合を除いてそれほど影響しないのではないでしょうか?
耳にするのが冬場に多い気がします。
「月夜だから釣れない」のではなくそもそもプランクトンが少ない時期ですし、大潮の特徴である「時合が短い」が重なれば釣れる確率は減りますよね。
「新月だから爆釣した!」って聞かないですもん。
※勿論細かく魚種別に考えれば違いは出てきます。
大体において釣れない理由付けなんだとおもうんです。
そして初心者も聞いた話から知識を得がち。
私はタイドグラフなど気にせず釣りに出かけますが、釣り場に着いたら水がない!ってことはよくある話です 🙄
ではまた!😊