百均の材料でルアーを作ろう
「自作のルアーじゃ釣れないでしょ」
の考え方は、まだ「魚釣り」に関して経験が浅い方に多いです。
勿論市販のルアーはバランスもきちんと設計され塗装もしっかりして耐久性もありデザイン性も抜群で、なにせメディアアングラーの方が「これだから引っ張り出せた一匹!」とか発信すれば、すぐに釣れない方は信じちゃいます😪。
実際そこそこのお値段の市販のルアーでも、買ったすぐに同じものを浮かべてみると「浮き姿勢がバラバラ」なことも多々あります。
「きちんと泳がないから釣れないだろう」ではなく
「きちんと泳がないからこそ釣れる場合がある」のですw
では早速お手軽簡単な百均ルアーの作り方をご紹介します。
画像にあるステンレス線は釣具店で購入したものです。百均にもありますが、少し柔らかいので最近は硬調のものを使っています。加工は百均のほうがしやすいので初めて始める方はそちらで結構です。
①ステンレス線、ペンチ、お湯プラ(お湯マル)かみつぶし錘
ステン線は0.8㎜前後
お湯プラはあまり色の濃いものは中心がわかりにくくなるので、あとで色付けが面倒な方以外は薄い半透明かクリアなものがオススメです。
②作りたい長さのプラス3cm位長めにカットします。
③アイの部分とフックを付ける部分をペンチで加工します。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてきますので焦らず頑張りましょう😊
※特に硬調は怪我に気を付けてください。何度もやらかしました
④数字が抜けてますが気にしないw
かみつぶし錘をワイヤーにつけます。
ここはルアーの動きの特徴をだすポイントです。ボディーの形状とのバランスで変わってきますが、まずは作ってみましょう。「中心から少し前」でやってみてください。
できたら画像のようにバラバラでなく、重さが一点に掛かる方が良いです。
もしキラキラが欲しければ、この時点でアルミを貼ったり工夫して!
私は最近目玉を中に入れてますw
⑤これは目安です。大体ステン線の半分位の長さにお湯プラをカット。
作りたい大きさや形によってお湯プラのボリュームや錘の量も変えてみるのも楽しみの一つですし、新たな発見もありますよ。
⑥必ず熱湯を使ってください。3分位で柔らかくなります。
⑦箸などで取り出し毛の付かないタオルなどで水分を取り、ざっと成形します。
ここではゆっくりやっているとすぐに固まってきますのでカタチに拘るよりアイ周りがきちんと隙間なくできているかを優先します。
変な形になってもいいので隙間に注意ですw
⑧ワイヤーを曲げたものをアイに通して、再びお湯に浸けます。(温度管理ができるものがあれば楽に作業できますね)
再び水分を取り、形を作ると同時にワイヤーが中心に来るように気を付けます。
⑦の工程できちんと内部にお湯が入り込まないように出来ていれば、この成形の工程は何度でも繰り返せますので、綺麗に作りたければそうしましょう(笑)
作業の合間にお風呂で泳ぎを確認しながらやると完全な失敗は少なくなります。
海での使用であれば海水の比重も少し頭に入れとくといいですね。
あとはフックを付ければもう完成です。
塗装やフック付けは第二弾にて!
ではまた😄