カウント59 最終回
ホントは59回位語りたいのですがこの後半で最終回です。はやっ🙄
アジングしていると、突然見ず知らずの方に「なんカウント位ですか?」って聞かれる事があります。
てかまずは「こんにちは」やろ
そして「知らんがな」
と言いたいところですが、我々クラスの知的な心優しき常識人アングラーになるとそうゆう訳にもいかないので、「下の方ですね」とか適当にざっくりと答えます。
前回(とてもわかり易い)図解で説明しましたカウントの不必要性ですが、初心者の方が具体的にどのように考えて実践すれば釣果に結びつくのか?二次元では解説が困難ではありますが、どうにか解って頂けたら幸いです。
では今回も悟空画伯の図解から入りましょう
いつみても素晴らしいタッチですねぇ
潮の流れの一例です。ラインの特性や水深、風向も考えないで、参考程度にお願いします。ここで理解して欲しいのはジグヘッドの流されるスピードと沈下の速度です。
✖印にキャスト後ベールを返しテンションをかけます。
そのままテンションを掛けると
①ではほぼ沈まないで右手に流れ
②にかけてゆっくりと沈下を始め
②から③にかけてじわじわと方向を変えながら沈下スピードも上がってきて
④ではほぼまっすぐに自分方向へカーブフォールします
流れとリグの重さにも左右されますが、イメージはできましたか?
初心者が毎回同じ✖の位置にキャストできるのであればカウントの意味はあるのかもしれませんが✖の位置が少しずれるとレンジを把握するための理由には程遠いものです。
(上級者の方はこの状況で②のあたりでアタリが出そうと思われたり、もう頭の中では釣られていますよね)
②~③あたり怪しそうなのにアタリがないって時に①の時点でフリーで落として(テンションを張らず沈める)②~③への「レンジを入れる」訳です。私は感覚でやるのでしませんが、カウントはこの為に行うと思ってください。
ジグヘッドを重くして②手前に直撃するのも手ですがややこしくなるので割愛w
話を戻します。
初心者のカウントは単なる釣れた結果なんです。後付けです。
幾らお偉いさんがカウントが大事だといっても、私には初心者が魚を見つけることから遠ざけているようにしか思えません。
足元から水深20mもあるような場所でアジングをされている初心者の方がいればカウントを語る記事も必要かもしれませんが、通常の漁港周りであれば「キャストしてテンションフォールさせながらアタリに集中する」
これだけでアジのいるレンジには大抵入りますし、それを出来ないうちに妙なテクニックは必要ありません。繰り返し実践していけばその作業の中で「アタリが多く出るときに伝わる流れの感覚」が理解できてきて、「アタリが出る前の予感」が身に付きます。
もしあなたにカウント信仰があるならこの感覚が解ってから行えばよりカウントは生きてくるかもしれません。そこからはあなたのオリジナルです。
誰かの真似も成長には必要ですが、真似するだけではより成長しませんよ?
P.S
良い道具を否定しません。
しかし、いくら感度の良い竿に走っても「魚をみつける基本」が出来てないと、アタリがはっきり出たから「アジングはタックルが命」と勘違いをおこしがち。
感度が良ければアタリがより感じるのは当たり前ですが、そもそも
「アタリは出すものです。」
これを読んでも魚をみつける基本がカウントと思われるのであれば、もう初心者域は過ぎているか、何かの宗教にハマってます。
ではまた、おつかれさまでした~
アジングっておもしろいですね~😊