カウント59
アジング(疑似餌でアジを釣る)のカウントについて言いたい事【前半】
今は昔…私が小中学生の頃
写生大会や絵画コンクールてなものがありました。今もあるんでしょうか?
当時九州のエドヴァルド・ムンクと呼ばれw、あらゆる賞を総なめにした天才画伯の悟空さんであります。←ホント
画なんて感じたものをそのまま描けばいいのですが、「賞を獲る」ためにはポイントがありましてね… 審査員を(大人を)騙すテクニックが必要なんです。
ひとつに風景画の場合、そこに存在しないものを入れ込むテクがあります。雲一つない天気なのに厚く重い雲を描いてみたりですね。
まあこれを真似する奴らが居まして、私の周りで描いてるほぼ全員が雲を描いてるわけです。最初の審査に係る先生方はもう解っているので贋作は受け入れられることはないのですが、この贋作、他のコンクールなんかに出されたら私のオリジナルに喧嘩売ってますよね。
その頃から人に真似されるのも人の真似をするのも嫌いになりました。
これ意外に大変でして、本も読めば、音楽も聴き、絵や写真も鑑賞するわけですよ…
それによって潜在的に影響を受けることもあるので、自分のオリジナルの意味が解らなくなって悩み、結果その分野から退くこととなります。
周りに相談できる環境があればと今になっては少しだけ後悔もあります。
現在はふてぶてしい生き方を身につけておりますので、悩む事はないのですが…(笑)
釣りをしない方には意味がわからないかもしれませんが
私小さい頃から
ビニールや人形だとかで釣りをすることがあるんですね
釣り場で会った初対面の方から
「あ~その釣り方動画で見た」
「誰々さんがやってるやつですね」
「昔からありますねソレ」
「いま流行ってますね」
そりゃこんだけ人間がいれば誰か同じ事やる人いますよ
ただね、ハタチそこらのアンちゃんに「昔から~」はムッときますw
私の釣りはいつもオリジナルです。(後半への序章)
で、カウントの話でしたよね…
アジングをする際にワームと呼ばれるミミズのおもちゃみたいなものを錘の付いた針につけて海に投げるわけです。(大雑把)
誰が言い出したか知りませんが、初心者に教える際、水面に落ちてからカウントをするという行為が定番になっております。別にどんな釣りをしようと個人の勝手ですが、「コレね、後付けの理論でどうしても納得できない。」
怪しい新興宗教団体が一般人に壺売って、ほら幸せになれたでしょ?私たちの宗教に入りなさい!理論です。
では悟空画伯の図解入り解説を見ていきましょう🙄
素晴らしいタッチですねえ。マウスの線が踊って生き生きと…
赤い線はカウントを行っていることを表しています。図では中層で仕掛けを巻いてきている訳ですが、大きく分けたとして表層、中層、下層としましょう。
仕掛けの着底までに30カウントだとすれば、単純に表層が5カウント中層が15カウント下層が25カウントなイメージですね。
アジがどの層にいるか探すためにやるそうです。間違いではありません。
ただこれ初心者にはかなり無理のある教え方です。
第一に
まず意図するカウントが正しく行えたとしましょう(この意味は後半に)中層にうまく仕掛けが行ったとしても、自分の足元までそのレンジをキープするのは至難の業です。
第二に
横に巻いて釣れるのは小魚を捕食しているとかある程度魚の活性が高い時であって、食わせる為には止めるや落とすや漂わせるなどの「間」を作ってあげないといけません。
それが初心者にできたとしても、もうレンジは狂っている可能性があります。
第三に(上図)
釣りをされない方にはわかりにくいかもしれませんが…
釣り場によって潮はさまざまで、方向も強さも違いますし時間によっても変わります。
赤い方向に仕掛けを入れれば強い流れで流されます(沈みません)。黒や緑方向とは沈む速度が変わるので初心者にカウントはほとんど意味がないのです。
もっと言えば表層と中層で流れが逆になる場合もあります。
ではどう考えたらいいのか?
過去記事に簡単に説明しましたが、後半にて詳しく解説します。
次回カウント59をお楽しみに
ではおうち時間を楽しみましょ😊