アジングのワーム選び
そろそろ我々クラス流初心者アジング講習会に参加されている読者の皆様にはご察しでありましょう。ワームは何が良いか？
さあ皆さんご一緒に！
「なんでもいいがな！」
勿論自分で色々と試すことはアジングだけではなくこれから他のジャンルに移行されるときにも重要な経験になることは間違いありません。私がこれからお話しするのも「多くの試行による分母の大きい経験」からくるものです。
色々と否定じみた表現になることをお許しください。
「商品が開発されるということの大変さは、いち駆け出しハンドメイドルアービルダーとして痛いほど理解しております。」
【長さ】
一番使われるのは1.5～2インチの長さではないでしょうか。問題なく使って頂いて結構です。ここで重要なのはアジのサイズが小さいから短くするのではないという事 群れが小さいと目立たなければ見つけてもらえません。アジのサイズが13cmにも満たないのであれば一考ですがアジのサイズが18cmを超えるようなら3インチを超す長さでも吸い込んでくれます。さあ、ではあなたのポイントで釣れるサイズ（もしくは狙うサイズ）はどうでしょう、最初から弱気になっていませんか？
【ボリューム】
長さの考えと変わりません。アジも20cmを超えればブラックバス用の太いワームでも口に入ります。今持っている感覚を少しだけ柔軟に意識改革してみては？
【ニオイ】
初心者がついついつられるヤツですね。全く意味がないとは言いませんが、私が二人いて同時に同条件で釣りをしても100対102くらいの優位さかとおもいます。
【波動】
なかにはリブのないツルっとしたものもありますね。確かに年に数回出番がありますがここでは割愛します。大体のものにはギザギザとした溝がありますが、これがどうも波動とやらを生み出すそうです。これが理由で食いついてくるかどうかはアジに聞いてください。意味がないとは言いませんが私は興味がありません。
【素材】
重要です。何をどう釣ろうが一投一匹釣れている様な場合は除き、掛かりが悪くなる時があります。これは立ち位置やリグの送り込みを変えたり、ジグヘッドの重さを変えるなどしてある程度の修正がききますが、どうしても魚の活性が悪く吸い込みが弱く感じる状況には素材の柔らかいものが有利です。
ここが一番悩ましく、柔らかすぎてワームの耐久性が悪くてはコスパの問題以前に交換の頻度が多くなり時合を逃すことにもつながりますし、なんといっても集中出来ない。
しかも裂けやすいと針からズレやすくなり、”極端に”アタリは遠のきます。
※裂けてもボロボロでも針からズレていなければ魚は釣れます
【色】
さあ、一番皆さんが興味ある所ではないでしょうか？
何でもいいと言いたいのですが、抑えてほしいポイントがあります。
カラーではなく「ソリッドのグロー」と「クリアラメ」です。
ワームのカラーは迷い始めると戻ってこれません。
白系のグロー、クリア系グロー、ラメ入りグロー、組み合わせると膨大になります。もっと整理しましょう。あなたに思いがあるならそれを否定しませんが、行きつくところ私はこうなりました。
例えばあなたがピンクが好きならば、透明でないピンクのグローと透明の薄いピンク色にキラキラが入っているもの２種類があれば問題ないということです。
ケイムラ？好きにして下さい。 それが効いたと感じたことないですｗ。
※ただし、特定の条件の場合に色が関係することがあります。ここでは主旨が違うので割愛します。
釣れている時普通はもっと釣れるために試行錯誤するものですが、私は釣れている時ほど多くの種類のワームを使いどうやったら釣れなくなるかを検証してきました。
同行者や釣り場であった方に釣れているワームを聞いて、敢えて違うタイプのものを使っても釣果は変わりません。上級者の皆さんそれぞれ好みがあって、使っているものが違うのに釣果をあげておられます。
もし初心者のあなたが良く釣れたワームがあったとしても、もしかするとその時違うものを使っていればもっと釣れたかもしれません。
思い込みもあるという事です。
釣れない時にカラーを変えるのがいけないとは言いませんが、ジグヘッドの重さを大胆に変えてみるとかアジのいるレンジがあっているかなどアプローチに間違いがないかに時間を割くべきです。
※最後に…私のホームグラウンドにも強いカラーは存在しますし地域により反応が良いカラーもあるでしょう。ですがあくまでも反応が良い悪いであって「釣れない原因があくまでもカラーではないという事」を補足しておきます。
『まとめ』
釣れると思っているワームはあなたの使用頻度が高いから釣れるのです。
柔軟に考えていきましょう！
何れ細かくワームのインプレもしていきますのでどうぞよろしくお願い致します。
それでは皆さん一緒にたのしみましょ！😊
